2008年8月31日日曜日

GWT

Google Web Toolkit。

前から気にはなっていたが、Ext JSとの統合が進んできて見た目もかなりよくなってきているようなので、GWTとExtの統合ウィジェットである「Ext GWT」を前提にまじめに取り組んでみることにした。
GWTとExtの統合環境は、他にも「GWT-Ext」というものがあるが、どちらがよいのかは正直よくわからない。前者のExt GWTはExt JSの開発元が作成しており、Ext JSの最新版にも対応するなど、Ext JSの開発と歩調が合っている。同じ開発元と言うことで、より安定度も高い気もするし。

一通り調査が終わったところで、サンプルプログラムを組んでみて開発環境のイメージをつかんでみた。

個人的にjspやhtmlが嫌いなこともあり、ほぼhtmlレスでこれほどリッチなUIが作れるのはとても魅力的だ。実装もSwingライクで、Javaを書ける人間ならすんなり入れるはずだ。
Eclipseでの開発も、Cypal Studio for GWTプラグイン (前はGooglipseという名前だったようだ) を導入すれば実に快適。ただ、GWTシェルのオプションがうまくコントロールできないので、そのあたりは多少難ありと言ったところ。

新しい技術に触れてこれほどワクワクしたのは久々だ。すぐにでも業務に適用してもよいのではないかと思ったくらい。JavaScriptに対する不安がないわけではないが、小規模アプリケーションの開発があったら、積極的に取り組んでみたいと思う。